人工毛植毛での薄毛対策が廃れた理由

人工毛植毛のメリットデメリット

男性型脱毛症(AGA)で話題になっている「植毛」は髪の毛の毛穴に人口の毛を植え込んでいくもの。
これには人工毛と自毛植毛の2つがあります。
ここでは廃れてしまった「人工毛植毛」について、「自毛植毛」との違いから考えていきます。

人工毛植毛の実際

一般的な「植毛」は頭皮の毛穴に人工的に毛を植え込んでいく方法です。
人工毛植毛で使用される素材はいろいろありますが、現在ではポリエステル系高分子樹脂が主流です。
人工血管に使用されている素材ですから安全性は十分保証されていると思います。
施術は無菌パックされている人工毛髪を1本1本植毛していきます。
植毛装置は注射針より細い0.3mmなので痛みはほとんどないようです(麻酔はします)。
所要時間は植毛する面積と密度によって異なります。

人工毛植毛も定着率が高い

自分の頭皮を切り取って髪の毛を作る自毛植毛と違って、人工毛植毛の場合、植毛本数には制限がありません。
通常は500本~6000本位まで可能です。
段階的に徐々に植毛することも可能だし、周りの人たちが気が付かない位に徐々に植毛することも可能です。
もちろん前額部~後頭部までの広範囲な植毛でも1日で仕上げる事もできます。
期間も1週間~数ヶ月と自由に選択が可能です。
植毛して1年後の定着率は個人差はかなりありますが、大体80%位だと云われています。

自然毛と変わらない自然感

人工毛でも自毛と同じ感覚であり、洗髪や整髪が可能です。
人工毛の色も植毛する周りに残っている毛髪の色に合わせて植毛するので、生え際も自然。
見た目の自然感、仕上り感は高く、ファッションとして考える上では高い完成度だと言えます。
自毛植毛は安定するまで数ヶ月かかるところ、人工毛であればすぐに新しい髪型を楽しめるのです。

人工毛植毛のデメリットはメンテナンスの悪さ

まず最初のデメリットは、人工の髪の毛であるために拒絶反応が起こる可能性があると言うことです。
もちろん拒絶反応が起こりにくい素材を利用していますが、中には炎症が起こったり、痒みが出たりする人がいます。
また人工毛植毛の場合、周囲のハゲが進行して植毛した部分だけが島のように残るなどの副作用的なデメリットもあります。

あくまでもカツラ代わりなのかも

人工毛植毛はたとえ定着したとしても人毛ではないので髪の毛は伸びては来ません。
髪の毛は必ず抜けるので、新たな髪の毛が生えない人工毛は、常にメンテナンスを必要とするデメリットがあります。
しかも薄毛はきちんとしたケアをしない限り、完全にはげ上がるまで進行し続けるため、薄毛の進行に合わせて広くなった面積に人工毛を植え続けなければいけません。
このいたちごっこをきちんと考えないと、後で後悔することになります。
その意味で人工毛植毛は誤魔化すための手段でしか無いのかもしれません。
施術前に良く検討するようにしてください。